Roroのブログ

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欅坂46、けやき坂46について思ったことや拡散したいことを発信してしていけたらいいと思っています。

#18 不協和音について。

9/26についに、待ちに待った円盤、欅共和国2017が発売されました!自分はひと月前から予約していて、25日にフラゲしました。ドキュメンタリーまで全て見ましたが、初の円盤がこんなに完璧でいいのか?ってくらいでした。欅坂46が最も安定していて、まとまっていて、観る側も歌う側も1番楽しんでいたライブに見えました。行けなかったことを本当に後悔しています。今年の共和国は参加できて、そりゃもちろん最高でした。けどやはり、あの日のあの時間を共有していたかったと思いました。

去年行った人にも行けなかった人にも絶対に価値のある円盤です。不協和音エグいし、計画ブチ上がるぜ?

あと、個人的に野外ライブの音響の感じも好きなんですよね。サイマジョとか、シャカシャカしてるのに薄っぺらくなくて、繊細というか、響くような重低音とは違った音の楽しみ方があって好きです。最高。

 

こんにちは、Roroです。

 

表題曲ってブログに書きにくいんですよね。

曲について調べまくってたりするので、他の人の意見とか解説とか自分の意見をじゃないけど共感したことがゴッチャになってて、すごくやりにくい。サイマジョなんか、もう書くことが無いと思います(笑)。

で、今回どうしようか考えていた少し前に、欅共和国2017の円盤のダイジェスト映像の不協和音を見て、こんなツイートをしました。

これまで、7枚のシングルと1枚のアルバムを出している欅坂46。その4枚目にあたる「不協和音」という曲はきっと、デビュー曲「サイレントマジョリティー」以来の衝撃。もう一段階、欅坂46を有名にした曲であり方向性を固定した曲だと思います。

転機になったであろうこの曲の示すこれまでの欅坂46とこれからの欅坂46を考えてみたいと思います。

↓↓↓MVです。

目次

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楽曲について

「不協和音」は4thシングルの表題曲で、一区切りされたであろう1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」の発売前、最後のシングルです。デビュー以来2年連続出場となった2017年の紅白歌合戦でも披露し、内村光良さんとのコラボもありました。

 

歌詞について

↓↓↓歌詞です。

僕はyes と言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はyes と言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける
叫びを押し殺す (oh! oh! oh!)
見えない壁ができてた (oh! oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
Oh! oh! 僕は嫌だ
不協和音を 僕は恐れたりしない
嫌われたって 僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!
君はyes と言うのか
軍門に下るのか
理不尽なこととわかっているだろう
君はyes と言うのか
プライドさえも捨てるか
反論することに何を怯えるんだ?
大きなその力で (oh! oh! oh!)
ねじ伏せられた怒りよ (oh! oh!)
見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか
真実の声も届くって信じていたよ
Oh! oh! 僕は嫌だ
不協和音で 既成概念を壊せ!
みんな揃って 同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら 生きてる価値ない
欺きたいなら 僕を抹殺してから行け!
ああ 調和だけじゃ危険だ
ああ まさか 自由はいけないことか
人はそれぞれバラバラだ
何か乱すことで気づく もっと新しい世界
僕は嫌だ
不協和音で 既成概念を壊せ
みんな揃って 同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け! ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺きたいなら 僕を抹殺してから行け!
不協和音を 僕は恐れたりしない
嫌われたって 僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ 一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら 僕を倒してから行けよ!
Discord, discord
Yeah! discord
 

ソングライター: Yasushi Akimoto
不協和音 歌詞 © Sony/ATV Music Publishing LLC

引用元:Google

歌詞について書くことはほとんどなく、歌詞のままが歌詞の意味です。不明確な点がないので、欅坂46を知らない人でも理解できると思います。僕は嫌だ!だけできっと伝わる。サビ前にOh! oh! と煽るような歌詞は一つのポイントだと思います。サビの爆発力を増している感じがして。アガります。

気になった部分といえば、Aメロです。

僕はyes と言わない

語呂的なところもあるとは思いますが、他の部分の歌詞でこれだけハッキリ「不協和音を恐れたりしない」「嫌われたっていい」「殴ればいい」「意志を貫け」「曲げたら生きてる価値がない」と言っているのに、Noを使ってないんです。でも、このNoを使うことって強い否定であると同時に、否定でしかないんです。この曲の主人公はそんなただ嫌だとワガママを言う人間ではありません。yesと言うことで周りに同調して自分を殺す選択肢もある。その中で、自分は決してそんな成り下がるようなことはしない、yesとは言わない。yesと言う者への嫌味というか、そういうものが含まれているんだと思います。

空気を読んだり同調したり、協調性を理由に常に自分を偽り、自分を裏切り、自分を見失っていいのか。僕は嫌だ。

 

MVについて

とても力強く、リップシーンのメンバー各々の表情がカッコいい。Cメロなんかは特に。あと、ダンスもキレが半端ない。

MVでメンバーからよく聞いた見所は、Cメロの全員で平手を刺すように踊るところ。

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平手の不敵な笑みもゾクッとします。

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曲が与えるもの

不協和音の位置

まず欅坂46のこれまでの表題曲を並べてみます。

1st サイレントマジョリティ
2nd 世界には愛しかない
3rd 二人セゾン
4th 不協和音
(1st 月曜日の朝、スカートを切られた)
5th 風に吹かれても
6th ガラスを割れ!
7th アンビバレント

だいたい3作品ごとにまとまっているような気がします。

サイマジョからの3作。不協和音からの3作(アルバムを含む)。ガラスからの3作(まだ2作)。強い意志を持った曲がその頭に来ます。それは「欅坂46といえばサイマジョ」というくらいイメージが強かったり、王道のカッコよさにゾクゾクできるガラスはCDの売り上げが初ミリオンを達成したり、グループを象徴する曲たちです。その中でも一際(ひときわ)異質感を放っているのが不協和音。今までのアイドルでは考えられないような強烈なメッセージ性と力強いダンス、表現の領域。見ているだけで飲み込まれてしまいそうな曲です。

サイマジョでは「それでいいのか?」と問いかけていたのに対して、不協和音ではズバッと叩き切っています。僕は意志を曲げない。妥協したら死んだも同然だ。ここで主張を曲げたら生きてる価値が無い。少し大袈裟にも見えますが、言葉以上の強さを表すために大袈裟メーターの針が振り切っているんです。その大胆さ、曲のもつ歌詞の怖さが聴く人に刺さるんだと思います。大袈裟メーター振り切ってリアリティを保ってるってすごい。

 

既成概念を壊せ

欅坂46というアイドルグループ自体が不協和音な存在じゃないでしょうか。笑顔でポップな明るい曲を歌い、可愛らしい衣装に可愛らしいダンスでファンに笑顔を届ける、人々の灯りになれる存在、それがアイドル。そういう固定概念をブチ壊して、路線から何から全てが新しいアイドルを作り上げた感じが似ているかなと思いました。

 

僕は嫌だ

歌詞についてでも書きましたが、僕は嫌だの真意を改めて。

下の画像は#14で「君をもう探さない」について書いたブログの一部です。欅坂46の歌う意志を貫く姿は、純情で、決して都合や周りの目に動くようなものではない。要約するとだいたいそんなことを書いています。

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#14 君をもう探さないについて。 - Roroのブログ

嫌だという感情は、自分の正義を貫くための言葉であって、ただ嫌だからと拒否することが主ではないからこの歌が正義として成立します。嫌だと言って1人だけ別の言動をすれば、反感を買うと思います。けれどそうではなくて「周りに合わせてばかりで自分を偽るような汚れた大人に言われる筋合いはない」ということだと思います。

この「僕は嫌だ」が欅坂46の進路が鮮明になった要因の一つだと思います。この曲単体で聴けばそれはワガママな正義かもしれない。けれど「君をもう探さない」を通して聴くと、それは嘘偽りを被って現実に従って生きることへの抵抗であり、とても「ワガママ」の一言で収められるような言葉ではないことが理解できると思います。だからこそ「風に吹かれても」で「流されても何も始まらないけど、時にはいいんじゃない?」って気を緩めて腰を落とす瞬間があったり「アンビバレント」で「他人の感情を気にしてもしょうがないけど、1人じゃ生きられない。誰かがいなけりゃダメなんだ」と意志を貫くことへの不安や迷いを歌うことに味が出てくると思います。

 

まとめ

内容の幅が広くてまとめるのはすごく難しいんですが、要は「不協和音」という曲が欅坂46にもたらしたものがとても大きいということが内容の全てです。この「不協和音」以降で欅坂46のあり方が変わってしまったような気もします。曲の方向性は見えていても、どこを歩いているのか、これからどこへ行くのか、どんな坂道を登るのかは分からないまま。方向が鮮明になった分、不鮮明な部分がより分かりづらくなってしまったような。アルバムのツアーなどグループとして不安定な時期を経て、今の欅坂46があります。強くなった欅坂46であってほしいです。

しかし、今シングル「アンビバレント」を以って今泉佑唯、今年を以って米谷奈々未がグループの卒業を発表しています。21人いる欅坂46、現在活動しているのは、休養中の2名を除いて19人。来年には17人。二期生が入ってくるとはいえ、21人全員選抜の制度をとっていたグループだったと思えないくらい不安定で弱々しく、人々を魅了するパフォーマンスの裏に抱えるものはきっと計り知れないです。

 

封印ではなく、成長

「不協和音」は今、封印されているのでは?と言われています。2017年の紅白歌合戦で、緊張と激しいダンス、曲に対する強い気持ちが影響して、過呼吸を起こして倒れたメンバーが数名いました。それ以来、テレビだけでなくライブでも披露されることがほとんど無くなっています。そんな「不協和音」の代わりを担っている曲が「ガラスを割れ!」です。この曲の違うところは、主人公が強くて生き生きとしているところです。ダークな印象の不協和音、平手なんか目力MAXで睨みを超えて狂気的な表情をしたりしています。それ対してガラスは、どちらかというとアップテンポで聴いていて気持ちのいい、他人を力強く後押しするような曲です。

そういう、既存の曲に置き換わる曲ができたとき、古い曲と新しい曲の間には必ず何か違いがあると思います。その違いが、グループの成長を表しているはずです。

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今の欅坂46は今しか見れない。同じ類の曲、置き換わるような曲はどんどん置き換えて、今の自分たちが1番表現できる曲を精一杯やりきるのが、欅坂46のこれからだと思います。封印というより、不協和音を歌う時代はとりあえず今は終わったんじゃないでしょうか。

常に新しい姿を見れるなんて、贅沢ですね。