Roroのブログ

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欅坂46、けやき坂46について思ったことや拡散したいことを発信してしていけたらいいと思っています。

#14 君をもう探さないについて。

Twitterのフォロワー数が1000人を突破しました!本当にありがとうございます!

いいねの数でみるとフォロワー4桁とは思えないかもしれないですが、数は関係ありません!誰か見てくれて共感してくれるだけで嬉しいです!このブログもそういう心構えで書いていますが、気持ちは欅の素晴らしさを多くの人に分かってもらいたいというのがあるので、それも含めて頑張っていきます。

これからもよろしくお願いします!

 

こんにちは、Roroです。

 

#13で「未熟な怒り」という曲についてのブログで「タイトルから歌詞の意味や内容を連想する」と書きました。何か深い意味を含んでいるようなタイトルだからこそ、歌詞の意味を考えるのが楽しいんです。その点で言うと、漢字欅の曲は「世界には愛しかない」や「月曜日の朝、スカートを切られた」、「不協和音」、「避雷針」など、タイトルを見て曲を一度聴けば内容がグッと入ってくるような曲が多いように感じます。それはタイトルがサビにあるからという理由だけではなく、内容が0か100かのような極端な内容が多いからな気がします。だから解釈が難しいということもなく、曲を受け入れやすいのでしょう。

今回はそんな欅坂46の曲「君をもう探さない」について書いていきたいと思います。

MVはありません。

目次

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楽曲について

この曲は、欅坂46の1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」のTYPE-Bに収録されています。メンバーの織田奈々がブログで「神曲。間違いない。」と言っていました。個人的には上位に入るか入らないかくらいですが、曲をちゃんと理解すれば印象も変わると思います。

 

歌詞について

君をもう探さない
雨が止まない街角
追いかけても
逃げるなら
勝手にしろ!

少女が一人 ずぶ濡れのままで
走ってる憂鬱がわからない
泣いているのか 怒っているのか
怖い表情で…

学生鞄 道端に撒いて
嫌いなものは捨ててしまった
僕は希望を拾い集めながら
愛に呆れてる

知らないうちに大人になってた
鏡の自分 絶望して
君は逃げ出したんだろう?
衝動

君をもう探さない
傘が隠す人混み
純情 守ることが
そんなに大事なことか?
人はいつも汚(けが)れて
誰も逞(たくま)しくなるんだ
割り切れたら
一人だって
生きられる

理屈じゃなくて 感情のままに
向き合うことを拒絶して来た
君はいつしかYESという言葉
抵抗し始めた

あの日のような子どもじゃないんだ
知りたくない ずるさを許せ
今は弱くないだろう?
目覚めろ!

僕はもう守らない
過保護すぎちゃいけない
何かに傷つかなきゃ
自由は口先だけさ
人は大人になんか
誰もなりたくないんだ
ある日 突然
当たり前の
道を行く

しゃがみ込んで動けない
どこかの行き止まり
君はどんな
夢を見てる?
諦めきれない
少女

君をもう探さない
傘が隠す人混み
純情 守ることが
そんなに大事なことか?
人はいつも汚れて
誰も逞(たくま)しくなるんだ
割り切れたら
一人だって
生きられる

生きたくない

 

引用元:http://j-lyric.net/artist/a05b333/l041594.html

内容をとるの、なかなか難しくないですか?君と僕と少女がいて、誰が誰なのか、どの歌詞が誰の感情なのか。そういうのも含めて、一つずつ考えていきたいと思います。

 

君をもう探さない

この曲の主軸はもちろんタイトルやサビにある「君をもう探さない」で、追いかけても逃げるなら君をもう探さないから勝手にしろ!というサビから始まります。まず、このとき君と僕がいて、君は逃げていて、僕は追いかけています。勝手にしろ!と言ってはいるものの「傘が隠す人混み」という歌詞からは、君を探していること。「ああなんだろ?」「こうなんだろ?」と君に問いかけるような歌詞から、僕は君を理解しようとしているのが読み取れます。

 

少女

歌詞に出てくる少女とは、君です。君を「大人になりきれていない」という意味で少女という大きなくくりにおいているのだと思います。雨の中ずぶ濡れになってまで走る理由が分からない、けれどサビ前には答えを出しています。

知らないうちに大人になってた
鏡の自分 絶望して
君は逃げ出したんだろう?
衝動

鏡に映っている自分に絶望した。けれどそれは、大人になった自分の姿形ではないと思います。きっと内面的なもの。この「大人になる」って、この曲の中ではどういうことなのでしょう。それの答えは、サビにあります。

君をもう探さない
傘が隠す人混み
純情 守ることが
そんなに大事なことか?
人はいつも汚(けが)れて
誰も逞(たくま)しくなるんだ
割り切れたら
一人だって
生きられる

それは、純情を破ること。純情とは、邪念や私欲がなく清らかで素直なこと。汚れがないこと。ここでの汚れとは、精神的に醜いこと。人は汚れて逞しくなる、それが大人になること。君は汚れた自分を鏡の中にみてしまったんだろ?でも純情を守ることはそんなに大事か?大人になる、自立して生きるってそういうことだろ?そういう歌詞だと思います。

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YESでいいのか?

そして2番。

理屈じゃなくて 感情のままに
向き合うことを拒絶して来た
君はいつしかYESという言葉
抵抗し始めた

理屈にのっとって向き合うのを拒絶していたわけではない、感情のままに向き合うことを拒絶してきた。君はいつも理屈(素直さ)を優先してきたが、いつしか感情(私欲)を優先するようになり、ただYESという君ではなくなった。「サイレントマジョリティー」でも聞いたんでしょうか、欅坂46っぽいですね。これは私欲の誕生であり、それはつまり大人になること。

あの日のような子どもじゃないんだ
知りたくない ずるさを許せ
今は弱くないだろう?
目覚めろ!

ここでの弱さとは、純情を守ってもらう君でいること。このあとのサビで「僕はもう守らない」とあり、それと繋がります。「今はもう子供じゃないし、もう弱くもない。さあ目覚めろ!」鳥肌が立ちそうです。

「知りたくないずるさを許せ」というのも、知りたくないものを知らないままでいようというずるさを持っている自分を許してやれってことだと思います。知りたくないなんて甘ったれんなってことです。

僕はもう守らない
過保護すぎちゃいけない
何かに傷つかなきゃ
自由は口先だけさ
人は大人になんか
誰もなりたくないんだ
ある日 突然
当たり前の
道を行く

大人になることは純情を破り、傷つくことに耐える強さを持つことで、その先に自由がある。そう歌ったあとに、本音のように「大人になるのは避けられない道で、仕方ないことだ」と漏らしています。

 

バットエンドではない

Cメロでまた、少女という表現が出てきます。「もう子供じゃないんだ、目覚めろ!」と言っても、行き止まりにしゃがみこんでも、諦めきれない。どんな夢を見てるのかわからないけど、そんな君はまだ少女だなあと。ここにきて少女と歌うのもなんかすごいと思います。

割り切れたら
一人だって
生きられる

生きたくない

大人になることを割り切ったら、誰かに純情を守られなくても生きていける、自由になれる。この「生きたくない」は「そんななら生きていたくない」という君の台詞に思えます。自分勝手ですね。でも大人になることを認めてしまったら、君の中にある信念が消える。生きたくないというのは欅坂46らしいと思います。

僕と君の関係は表裏一体なのかなと思いました。僕は実在しているのではなく、君の中にある大人への葛藤そのものを擬人化させたなのかもしれません。僕が問いかけるような言葉ばかりなのも、自分の中の葛藤に近いように思えます。君の中の僕なのに、僕の目線。複雑過ぎて考察を超えた妄想みたくなってますね(笑)。

 

まとめ

欅坂46はこれまで、大人への反抗や信念を貫く姿を歌ってきました。しかし、それは一歩間違えて素直な心から外れたものになってしまうと、純情を破り大人に近づくことになる。それをこの曲は提示していると思います。

大人の僕からすれば君は、純情を破った大人の仲間入り。けれど君はこう言う。自分がしているのは、大人のように純情を破ることではない。純粋に素直に自分の意志を貫いているだけだ。汚れた大人のように生きたくはない。

なんとなくわかった気がします。欅坂46のいう「大人」は、成人とか肉体的にとかそういうことではなく、この曲に存在する大人の定義に基づいた「大人」だということです。これまでの曲で悪として歌ってきたのは、純情を失い汚れた大人。そういう大人にはなりたくない、そうなるくらいなら(少し極端過ぎますが)生きたくないと、この曲で歌っています。

サイレントマジョリティー」

「大人は信じてくれない」

「月曜日の朝、スカートを切られた」のような大人に反抗するような歌。

「世界には愛しかない」

「不協和音」

「ガラスを割れ!」などの信念を貫くような歌。

反抗の奥には揺るがぬ信念があります。欅坂46の歌う歌は、ただの大人への反抗ではなく、真っ直ぐな信念を貫くことが中心なのです。それが反抗、腐ったような大人になりたくはないことの裏返しであったと感じました。その橋として、この「君をもう探さない」という曲が存在している、存在しなくてはならない、そう思いました。

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欅坂46の世界観って、統一され過ぎててビジョンあり過ぎて逆に怖い。ヤバすぎ。ヤバ好き。